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2008年9月28日 16:33

屋根裏に誰かいるんですよ


という本を読んでます

どうも青山です。


最近良く古本屋に行きます。で、タイトルがやたら気になったので衝動買い。
精神科医である著者が、屋根裏に誰かいるという妄想を持った患者たちの話や、同じような症状をモチーフにした小説を取り上げてその心理状況を分析する…みたいな内容。
具体的に挙げるならば『わたしの家の屋根裏には人が居て、時々降りてきて物を盗んだり食べ物に毒を撒いて行く。勝手に家具の配置も変えていく』
みたいな無茶苦茶な話がツラツラと書かれている本。
しかしながら鴻上尚史の『トランス』を彷彿とさせるような感じで、無茶苦茶な理論なのに『その人にとっては真実』だってことに凄く惹かれました。


床下ではなく屋根裏。毎晩見上げる板の向こう、確実に空間のある板のその先に何かあるんじゃないかって思う気持ちなんとなく分かる気がしました。